336666番ゲット・P-chan様リクエスト:あれから色々とリクエスト内容を考えたのですが、
 キリ番が当たるのは今回が最初で最後かもしれないので、ご無理なお願いをすることにしました。
 実はこの夏、熱に浮かされた様に描いたビキますイラストがもう一枚あるんです。^^;
 シーズンが終わってしまったので、描きかけのまま放っておいて来年度にまわすつもりでいたのですが、
 本日大慌てで着色・完成させました。
 そのイラストに、ごくごくショートのお話か、もしくは詩を作ってもらいたいのです。
 テーマは一応‘愛’でお願いします。
 *私は特定の宗教を持たない者(日本人にありがちな漠然とした神の存在を信じているというタイプ)なのですが、
 ユーリさんの信愛論にはすんなり入っていけるんですよ。
 ユーリさんの愛の表現がすごく好きなんです。
 ということで、お願いできませんでしょうか?

 ☆イラストの方は、題名は「波打ち際」です。
 夕暮れ前、波打ち際で戯れ抱き合う2人をイメージしました。
 場所は一応‘モルジブ’という設定なのですが・・・。(どの辺がモルジブ?^^;)
 この寒いのに水着ものを持ってくるのは私ぐらいかもしれません。
 けれども、寒い季節にこそ温かい国に行くということで、宜しくお願いします。

※素敵なイラストありがとうございます〜m(__)m
  詩、でいいですか?でしたら、とりあえず頭の中にある「愛」の詩もどきを書き連ねてみますね(^^)。










愛 それは甘く
愛 それは強く
愛 それは尊く
愛 それは気高く
ああ、愛あればこそ 生きる喜び
ああ、愛あればこそ 世界は一つ
愛ゆえに 人は美し



たとえわたしが、人々の言葉や御使いたちの言葉を語っても、
もし愛がなければ、
わたしはやかましい鐘や騒がしい鐃鉢と同じである。
たとえまた、わたしに預言する力があり、
あらゆる奥義とあらゆる知識に通じていても、
また、山を動かすほどの信仰があっても、
もし愛がなければ、
わたしは無に等しい。
たとえまた、わたしが全財産を人に施しても、
また自分の体が焼かれるために渡しても、
もし愛がなければ、
いっさいは無益である。
愛は寛容であり、愛は情け深い。また妬むことをしない。
愛は高ぶらない、誇らない、無作法をしない、自分の利益を求めない、
いらだたない、恨みを抱かない、
不義を喜ばないで、正義を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
愛はいつまでも絶えることがない。
しかし、預言はすたれ、異言はやみ、知識はすたれるであろう。
なぜなら、わたしたちの知るところは一部分であり、
預言するところも一部分に過ぎない。
全きものが来る時には、部分的なものはすたれる。
わたしたちが幼な子であった時には、
幼な子らしく感じ、幼な子らしく考えていてた。
しかし、大人となった今は、
幼な子らしいことは捨ててしまった。
わたしたちは今は、鏡に映すようにおぼろげに見ている。
しかし、その時には、顔と顔とを合わせて見るであろう。
わたしの知るところは、今は一部分にすぎない。
しかし、その時には、
わたしが完全に知られているように、
完全に知るであろう。
このように、
いつまでも存続するものは、
信仰と、希望と、愛と、
この三つである。
このうちで、
最も大いなるものは、
愛である。



主 我を愛す
主は強ければ
我弱くとも
恐れはあらじ
我が主イェス
我が主イェス
我が主イェス
我を愛す。


主のまことは奇しきかな
迷い悩むこの身を、
とこしなえに変わらざる
父のもとに導く。
大いなるは 主のまことぞ
朝に夕に絶えせず
み恵みもて支えたもう
頌えまつらん 我が主を。
春も夏も秋冬も
月も星もすべては
主のまことと憐れみと
尽きぬ愛をあらわす。
大いなるは 主のまことぞ
朝に夕に絶えせず
み恵みもて支えたもう
頌えまつらん 我が主を。


主のみ稜威とみ栄えとを
声の限り讃えて
高き愛とひくき心
み座にそなえ
ひれ伏す。




あなたの燃える手で 私を抱きしめて
ただ二人だけで 生きていたいの
ただ命の限り わたしは愛したい
命の限りに あなたを愛するの
頬と頬よせ
燃える口づけ
交わすよろこび
あなたと二人で 暮らせるものなら
なんにもいらない
なんにもいらない
あなたと二人で 生きていくのよ
私の願いは ただそれだけよ
あなたと二人
固くいだきあい
燃える指に髪を
からませながら
いとしみながら
くちづけを交わすの
愛こそ燃える火よ
私を燃やす火
心とかす恋よ




こんな日にはあなたに逢いたい
会えない夜こそ あなたが恋しい
あなた 傍にいて 名前を呼んで
囁きを交わして
眼差しを交わして
あなたのかいなにいだかれて
恋の幸せに息をつまらせて
見る 人生の夢は薔薇色。




モルディプの遠い水平線。黄昏が近づいてくる。
波間に燦めく海に戯れ、ふたり微笑む波打ち際。
間近い夕闇に海は紺碧に淡く輝く。
薄紫の黄昏。
世界は姿を変える。
宵の明星は地平の彼方に明るく煌めき、
戯れるふたりを言葉もなく見おろす。


ただ一つの瞳
ただ一つの声
唯一つの魂と
ふたりは互いに結ばれたのだ。
ただひとりの、魂の片割れ。
面影はいつも熱く、その胸に刻まれ
面影を慕い求め、その手を差し伸べる。
手を伸ばせば、すぐ届くところに、
恋しいひとのいる幸せ。




神の愛に報いる術も持たないほど
小さな存在ではあるけれど、
自己の真実のみに従い、
一瞬たりとも悔いなく与えられたこの生を生きよう。
人間として、それ以上の喜びがあるだろうか。
愛し
憎み
泣き
ああ、人間が長いあいだ繰り返してきた生の営みを
俺たちも…。マヤ…。
マヤ、愛している…。

胸の鼓動を重ね、あたしを力強く抱き締めたのは、速水さん、あなた。
あたしの躰の中を、狂おしく駆け抜けていったのは、速水さん、あなた。
喜びをともにし、苦しみを分かち合い、近く近く、魂を寄せ合い…
速水さん、愛しています…。




天離(あまさか)る月星。
神よ
我が想いのただ中に 今 この時を止めよ
めぐる星々 天駆ける光も 彼方にしばし 憩いせよ。




この世界のただ中で、愛する者はマヤ、おまえ唯一人。
この世界のただ中で、愛する人は、速水さん、あなた唯一人。




抱き締めたい
抱き締めたい
抱き締めたい
その陶磁の頬に 伏せる睫毛に このくちびるを寄せて
寄り添いたい
寄り添いたい
寄り添いたい
なにも言葉にせず ただ 眼差しだけ 交わして
虹の光
虹の七色
虹の舞台
百万の虹に マヤ おまえは輝く 俺を虜にして
愛している
愛している
愛している
俺の心は マヤ おまえだけに ひざまずいている




マヤ、俺たちは愛の巡礼。
見知らぬ国をただふたりだけで、愛を求めて、ふたり彷徨う。
いつまでも、何処までも、果てなき国を。
俺たちの求める愛は何処に行き着くのか?
俺たちを昔の過ぎ去ったとしつきから切り離すことが
誰に出来るのか?
俺たちが生まれてから知ったのは、
一つが他の者のなかに、
自分を見つけるということ。

マヤ、おまえの中に、俺がいる。
速水さん、あなたの中に、あたしがいる。




マヤ、おまえこそ、俺の愛のすべて。
マヤ、聞こえるか、星々の囁きが。
マヤ、聞こえるか、月の語る声が。
この天地自然の彼方、遥かな楽園に、
ふたりで愛の小舟を漕ぎ出そう。

速水さん、あなたこそ、あたしの愛のすべて。
耳を澄ませば、あなたの吐息が、あたしを満たす。
眸を閉じれば、あなたのくちづけが、あたしを満たす。
愛して。思い切り。
連れて行って。
いつまでも、何処までも、果てしない彼方の国に。
聞かせて。
果てしない物語を。




白い砂が、指の間を抜けていく。
小さなおまえは
俺の腕をすり抜けて
走り出したら止まれない
おまえは蒼い風と混じって
波打ち際の スローダンス。
そら、掴まえた。
もう離さない。


絹のような白い砂。
砂地は 優しい 愛の床。
抱き締めよう、マヤ、おまえを。
マヤ、おまえの肌、おまえの髪、
おまえの瞳、おまえの声。
マヤ、おまえのすべてが愛おしい。
マヤ、おまえを見つめるこの目、
おまえを抱くこの手さえあればいい。


速水さん あなたに抱かれて
あたしは蝶になる。
あなたの胸 妖しい蜘蛛の糸。
あたしは すっぽり あなたの腕の中。
あなたの広い胸 逞しい肩
あなたの胸に頬寄せれば
あたしはあなたの愛に包まれる。
聞かせてよ 愛の言葉を。
囁いて 優しい 愛の言葉を。




神はまた人の心に 永遠を想う思いを授けられた。


愛のためならば、人に破り得ぬ法則は、一つとして無い。


きみよ 諾うか。この唯一無二の真理を。




マヤ、永遠の絆を紡ごう
人の世に生きて、永遠の愛を
マヤ、おまえに誓おう。
この生命ある限り
俺はマヤ、おまえを愛し続けよう。


速水さん、あなたと結ばれたこの絆
永遠に あたしはあなただけのもの
この生命ある限り
速水さん、あたしはあなたを愛し続けます。



マヤ、祈ろう、この愛が彼方の高みへと昇華されることを。
この愛の真実が、神の愛へと導かれることを。
いっさいが俺をマヤ、おまえへの愛へと導く。
ひとは誰も一度は この汀に立ったのだ。


速水さん、あたしのただ一つのこの愛。
この愛の真実が どうか祝福されますように。
神さまによって聖別され、浄められ
とこしなえの浄福のうちに
愛の真実を実らせますように。



永遠の絆。
この絆を、マヤ、おまえと生きよう。
この生命ある限り。



深い深い私の生命よ
静かにしているのだよ
純粋に聞き
純粋に驚くために。
白樺の枝えだが まだそよがぬうちに
風がおまえに伝えようとしていることを
知るために。
沈黙がおまえに語りかけてきたら
感覚のすべてを黙らせるのだ。
どんな微かな気配にも からだを任せ
ひきさがるのだ。
それはおまえを愛し ゆりかごのように
ゆさぶってくれるだろう。
そしてそれから
私の魂は広がっていく
この世界いっぱいに生命が成就するように。
もの想う事物たちのうえに
晴れ着のように。




今 時間が身を傾けて 私にふれる
明るい 金属的な響きをたてて
私の感覚はふるえる 私は感じる
私にはできると
そして造形的な日をとらえる。
私が眼にとめるまで
すべての生成が止まっていた
私の眼差しは熟れている
そして 花嫁のように
どの一瞥にも 欲する事物がやってくる
何のものも私にとって小さすぎはしない。
それでも私はそれを愛し、
金地のうえに それを大きく描いて
高く掲げる
そして 知らない
それが誰の魂を解き放すかを。




石畳みのうえを
薫る若葉の影を
囁きのまを
正体のない偽りをとおりぬけて
昔話さながらに
時がすべりぬけていく。
かけがえのない時節の
巡るおりおりの燦きのなかで
俺はマヤ、おまえを愛する。
集う人々の間で
語らいのさんざめきのなかで
とどこおりなく日常の回転するあとに
総ての退去のあとに
俺は残り
おれはひとり
マヤ、おまえを愛する。




大地は夢みてやまず
時もまた 流れてやまない
七色の風にのって
時に埋もれた伝説の森をぬけ
天地自然のあるがまま
星の輝くところすべて
俺たちの王国。




きみよ 人生よ
人の世の夢よ
巡る年月
日び
ありったけの心ひとつで
どんなにマヤ、おまえを愛したか。
倖せはいつもくっきりと闇色の影にふちどられている
だから
おりふしの心の傷を勲章にして
祝福の接吻を花束にして
ほめ歌の高らかな調べを謳いながら
したたかに あざやかに
たおやかに しなやかに
微笑んで 生きていこう
マヤ、おまえと。
とわに、
とわに。










終わり









2002/11/30

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