320320番ゲット・天使の羽根様リクエスト:“手取り足取り教える真澄様”シリーズ第2弾?
ネタバレになりますので、リクエスト欄には載せずにお願い致します。

※天使の羽根さん。レッスンシリーズのリクエスト、どうもありがとうございます。



 晴れて真澄と華燭の典を挙げたマヤ。
真澄との結婚で、マヤはますます世間の耳目を集め、マヤの注目度は俄に急速に高まる一方だった。
新婚1か月。
大都芸能の公式ホームページでは、「北島マヤ・オフィシャルホームページ」についての問い合わせメール、掲示板への書き込みが増えていった。


“北島マヤさんの公式HPは作成されないのでしょうか。”
“マヤちゃんのHPを作って下さい。”
“マヤちゃん直筆の書き込みがあるホームページが見たいです。”
“マヤちゃんの舞台写真を載せたホームページは無いんでしょうか?”
“北島マヤさんのスケジュールがすぐ判る公式HPが欲しいです。”
“応援メッセージを送りたいんですが、マヤちゃんのホームページはまだ存在しないんですか?”



 日に日に増えるファンの要望に応え、大都芸能では「北島マヤ・オフィシャルサイト」を開設するべく、準備が始められた。
トップページには『紅天女』の扮装写真を載せ、フレームからプロフィール、コラム、日記、スケジュール、舞台・ドラマの写真ギャラリー、
応援メッセージ・質問・舞台や出演作品人気投票のCGI、閲覧者プレゼント、の各コンテンツにリンクする内容。
コラム、日記欄には、マヤが直接、メッセージを書き込むことも出来る。HP管理者は大都芸能内のIT事業部の分掌。
詳細な企画書と担当によるプレゼンテーションに目を通すと、真澄は書類に認可の判を押した。



「マヤ、マヤのオフィシャルサイトが出来るぞ。」
帰宅した真澄は、楽しげにマヤに告げた。
「え?何それ?」
「インターネットのマヤ専用ページだよ。マヤがファンの皆さんに直接メッセージを送ることもできる。」
「ええ!?そんな…あたしパソコンなんて、触ったこともないのに…。」
「ああ、そうだったな。では、俺が教えてやる。パソコンなら俺が得意だからな。」
真澄は早速夫婦のリビングに、最新型のパソコン一式とインターネット接続の支度をさせた。



 土曜日。リビングではインターネットの接続工事が終わった。
翌日曜日は、マヤもスケジュールを空けて、真澄にPC操作を教えて貰う手筈を整えた。
マヤは物珍しそうに、真新しいパソコンデスクに乗ったPC一式を眺めた。
「マヤ、おいで。」
真澄がパソコンデスクの対の椅子にマヤを呼ぶ。
「さて、レッスン開始といくか。」
リビングの窓を開けると、初夏の風が爽やかにリビングを吹き渡っていく。
真澄は椅子に腰掛けると、マヤを膝の上に抱いて乗せた。
「まず周辺機器の電源から入れる。」
「周辺機器?」
「これがプリンター。これがディスプレイ。」
マヤは恐る恐るプリンタとディスプレイの電源を入れた。
「それからPC本体の電源ONだ。このボタンだ。」
マヤは示された通り、本体の電源を入れた。幽かな音を立てて、ハードディスクが回転し、ウィンドウズが起動した。
「あ!出た出た!」
「この画面をデスクトップと言う。この画面が出たら、操作開始だ。」
「マヤ右手を貸してごらん。」
真澄はマヤの背後からマウスにマヤの手を導いた。
「これがマウス。左のボタンが青信号、右のボタンが赤信号、だな。」
「このマウスで、このマークを一回押す。この操作をクリック、と言う。」
真澄はマヤの手に自分の手を重ねて、エクスプローラを起動させた。
「矢印が表示されるだろう?この矢印をマウスで操作する。マウスはマウスパッドを滑らせるように動かす。」
「こう?」
マヤはマウスをくるくると回転させてみた。
「そうだ。矢印が動くだろう?」
エクスプローラを起動させると、マヤのオフィシャルサイトが表示されるように、真澄は手早く設定した。
「これがマヤのホームページだよ。」
「わあ、ほんと。『紅天女』だわ!」
マヤは歓声をあげた。
「これがスクロールバー。マウスの左ボタンを押しながら、マウスを引っぱる。画面が下に動くだろう?」
真澄はマヤの手を取って、画面をスクロールさせた。
「コラム、日記の欄は今のところ管理人が作っている。これからはマヤが操作を覚えて、できるけマヤが書き込んで行くんだぞ。」
「出来るかしら…。」
「今日はテストで書き込んでみよう。」
真澄はマヤの両手を取って、キーボードのホームポジションにマヤの指を合わせさせた。
「これがキーボードのホームポジションだ。」
真澄はメモ帳を起動させると、マヤに入力の練習を教え込んでいった。
「キーインはローマ字で入力する。一文字打ったら、指は必ずホームポジションに戻す。」
「あ、い、う、え、お、…と。こんな感じだ。慣れればキーボードを見ないでも打てるようになる。」
マヤを後ろから半抱きに抱きすくめながら、真澄はマヤの指を導いてやる。
「“ファンの皆さん、こんにちわ。北島マヤです。いつも応援ありがとう。” 入力してご覧。」
マヤは緊張しながら、キーボードの上で指を動かす。
「小さい“あ”が出ないわ。」
「それはこうする。」
真澄はマヤの左手の指を動かして、キーインさせた。
「“ん”はNを2回押す。」
「え…と、カタカナは?」
「このF7のキーを押すとカタカナになる。」
「ええっと、“ファンの”でしょ、“皆さん”は?漢字はどうやって出すの?
「区切りのいいところで、このキーを押す。」
「あっ、漢字になった!」
「漢字変換できたらこのエンターキーを押して確定する。」
「読点はこのキー、句点は、隣のキーだ。」
「ええっと…」
マヤは真澄の指に導かれながら、ようやっと一文を入力し終えた。
「できた、できた!」
「“今日は初めてのご挨拶です。このホームページともども、末永く北島マヤをどうぞよろしくお願い致します。”」
「どうだ?出来るか?」
真澄は膝の上にマヤを座らせて、後ろからキーボードやマウスに手を伸ばす。
薄着のマヤの肌がほんのりと香り、真澄の鼻孔を擽った。
「そうだ。ゆっくりでいい。」
真澄はマヤの耳元に囁くように、説明を加えていく。
真澄はキーボードから手を離し、マヤにひとりで入力させた。
真澄はミニスカートを手繰り、マヤの足を、ゆっくり愛撫した。
「あん、速水さん、邪魔しないで…。」
マヤはようよう第2文を入力し終えた。
必死でキーボードと格闘するマヤが、真澄にはなんとも愛おしく、むらむらと欲情をそそった。
「よし。ホームページに書き込んでみよう。この端末からはIDとパスワードで、ホームページに書き込めるようになっている。」
真澄は乱数表で確定されたIDとパスワードのメモをディスプレイに貼り付けた。
「そう、そのマークをクリックして…」
真澄はマヤの耳に囁く。
「くすぐったいわ…速水さん…」
新婚のふたりの間に、俄に甘い空気が漂った。
「IDを入力したら、キーボードのTabキーを押す。次はパスワードを入力する。」
「そして、OKをクリックだ。」
ハードディスクが幽かな唸りをあげ、メッセージ入力画面が立ち上がった。
「さっきメモ帳で練習したとおりに入力してごらん。」
真澄は薄着のマヤの衣服の上から、マヤの素肌の熱さを確かめた。
マヤは必死で、2行の挨拶文を入力した。
真澄は薄いマヤのキャミソールの上から、マヤの胸をゆっくりと愛撫する。
「はぁ。出来た。」
マヤは真澄の愛撫に気を逸らせまいと、なんとか入力に集中した。
「よし。OKボタンをクリックだ。」
“入力をホームページに書き込みますか?”
確認メッセージが出る。
「そこでもOKボタンをクリック。」
真澄はマヤの耳朶を甘噛みした。
マヤは操作の緊張と真澄の愛撫に、胸を高鳴らせた。
「よし。フレームの『日記』欄をクリックしてご覧。」
「わあ!出たーー!」
マヤのホームページが更新され、自分の入力した通りの日記画面が表示された。
「この要領で、これからはマヤが自分でホームページを更新していくんだ。」
「面白いわ、これ!」
「当面は入力の練習だな。テキストがあるから、それを見ながら練習していけばいい。」
真澄はマヤの髪に頬をうずめた。マヤの髪からは甘い仄かな香りがした。
マヤは尻に硬く当たる真澄の股間の高ぶりに、ドキドキと甘いときめきを覚え、真澄に身をもたせかけた。
「レッスン成功のご褒美だ。」
言うと、真澄はマヤを抱き上げて立ち上がり、リビングから続く寝室に歩み入った。



真澄は広いダブルベッドにマヤを横たえた。
「速水さん…昼間っから…」
「いいじゃないか。せっかく結婚したんだ。誰も文句は言わないぞ。」
「誰が言わなくたって、あたしが言うわ。」
「ではそんな口は塞いでしまおう。」
言うと、真澄はマヤに深く口づけた。
真澄はベッドカバーと羽布団を捲ると、手早くマヤのキャミソールを脱がせてシーツにマヤの身体を横たえる。
冷房の効いた寝室の空気は熱した肌には肌寒く、マヤはゾクリと戦いた。
「寒いか?じきに熱くしてやる…。」
真澄は不敵に微笑んだ。
マヤにくちづけながら、慣れた手つきで、マヤの背中のブラジャーのホックを外す。
ミニスカートのファスナーも下ろし、一気にスカートとショーツを脱がせる。
マヤの首筋にくちびるを這わせながら、真澄も着衣を脱ぎ捨てた。
全裸で重なり合う、肌と肌。
マヤの胸に、真澄の熱い速い鼓動が力強く伝わってくる。
求められている…それは、マヤには甘い誘惑だった。
真澄が自分に欲情している、その誘いの、なんと蠱惑的なことか。
求められるまま、マヤは真澄の愛撫に応えて感じ入り、甘い喘ぎを漏らした。
たわわに実ったマヤの乳房の白さ。淡く色づいた乳輪。若々しい素肌の弾力。
真澄は巧みな愛撫でマヤを高めていく。
マヤの花芯がしづく露にまみれる頃、真澄は根気よくマヤを焦らした。
マヤの口から真澄を求める言葉を聞くまで、真澄はマヤを焦らして翻弄する。
ついに、たまりかねたマヤが真澄を求めた。
真澄はマヤをしっかりと抱き締め、脚でマヤの両脚を大きく開かせると、熱く、巨きく、一気にマヤを貫いた。
マヤの歔欷の声が甲高く響く。
真澄はその逞しい持続力で、存分にマヤを攻めた。
体位を変え、角度を変え、強弱を変えて、真澄はマヤを支配していく。
征服される熱い悦びがマヤを満たした。
マヤは夢中で真澄の名を呼び、真澄は腰の律動でマヤに応えた。
濃い媾いの時が刻まれた。
真澄の腕の中でマヤは歓喜に震え、幾度も絶頂を味わった。
そして、真澄にも目眩く絶頂の時が訪れる。
マヤの内部で急速に大きさを増し、硬く屹立した真澄の感触に、マヤは歓喜の呻きをあげた。
真澄はマヤに達することを告げた。
そして、マヤの花芯奥深く、真澄はその熱情を迸らせた。




 軽いうたた寝から真澄が目覚めると、傍らにマヤの姿はなく、真澄の衣服も枕元にきちんとたたんで置かれてあった。
真澄は寝室付きのシャワーを浴びると、着衣を整え、リビングを覗いてみた。
マヤがパソコンに向かって、テキストを脇に熱心に入力の練習をしていた。
熱中すると我を忘れる、くだんのマヤの性癖である。
「背筋を伸ばして。マヤ。」
「きゃっ!ああ、びっくりした…。」
マヤは心底驚いたという風情で、真澄を振り返った。
「なるべくキーボードは見ない。ホームポジションからの距離で、それぞれのキーの位置を指で覚えていくんだ。」
「なるほどね。」
「初めは、キーを打ったら、必ず指はホームポジションに戻すことがブラインドタッチの上達の秘訣だぞ。」
「判った。」
マヤは教えられた通りに、入力の練習に熱を入れた。
マヤは飽かず、キーボードを打っている。
真澄はリビングのソファで新聞を読んでいたが、徐に立ち上がると、マヤのパソコンを覗いた。
「面白いか?」
「うん。ピアノよりは早く慣れそうだわ。」
「そろそろ夕飯にしないか?レッスンはまた後でしてやる。」
「うん…、もうちょっとだけ。」
やれやれ、と、真澄はソファに戻り、経済誌を読んだ。
「おい、マヤ。」
真澄はようようマヤを促した。
「はい、判った。」
マヤはパソコンデスクから立ち上がると、両手を掲げて大きく伸びをした。
「結構疲れるわね。」
「あまり根を詰めるからだ。そんなに急がなくてもいいぞ。」
ふたりはダイニングに降り、夕食を済ませた。
夫婦のリビングに戻り、飲み物を運ばせると、マヤはまたパソコンに向かった。
「どれ、ちょっと貸してごらん。」
言うと、真澄はパソコンデスクの椅子に座り、昼間のように膝の上にマヤを抱いた。
「ドラッグアンドドロップの練習だ。」
言って、真澄はウィンドウズ付属のゲーム「ソリティア」を立ち上げた。
「こうして、カードを捲って、数を揃えて配置していく。」
「ちょっとやらせて。」
真澄はマヤの手を取って、ソリティアのダブルクリックとドラッグアンドドロップのコツを教えてやった。
「わぁ、これ、面白い!」
マヤはしばらくゲームに熱中していた。
真澄はそんな新妻のマヤが、限りなく愛おしかった。



「奥さん、そろそろ寝るぞ。風呂に入っておいで。」
真澄はパソコンの終了のしかたを教え、パソコンの電源を落とした。
昼間の情事に飽き足らず、その夜も、新婚の熱い夜が繰り広げられた。



マヤのオフィシャルサイトURLが公開された。隠したアクセス解析のデータが、IT事業部から社長室の真澄のもとに届けられる。
オフィシャルサイトへのアクセスは好調で、閲覧者からの応援メッセージが毎日山のようにマヤのもとに届けられた。
すぐにYahooにも検索登録され、マヤは自宅のパソコンで、インターネットサーフィンも楽しんだ。
初めこそ、真澄に手取り足取りの入力ではあったが、マヤはなんとか自力で近況報告をホームページに書き込めるようになった。



かくして、真澄のレッスンは功を奏し、マヤもオフィシャルサイトであらためて女優の意識を高めていった。







終わり







2002/11/19

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